小・中学生160人と琵琶湖岸のハマヒルガオ保全環境活動

今年も地域や多くの団体と連携して

 琵琶湖の素晴らしい自然環境を伝え、未来につないでいく意識を高めようと、今年も地域が連携して琵琶湖岸の環境を守る活動に取り組んでいます。

 2024年6月11日、高島市今津町の今津周遊基地で「ハマヒルガオ群生地」の保全と琵琶湖岸の清掃活動をおこないました。当日は小中学生160人が3班に分かれ、「環境を守るいまづの会」による環境学習、湖岸のハマヒルガオ保全活動、琵琶湖岸の清掃活動をローテーション。いっしょに「いまづ自然観察クラブ、今津民生委員児童委員協議会、今津赤十字奉仕団、近隣の区、今津サンブリッジホテルや地元団体、高島市と当会メンバーが加わり汗をながしました。

 「どれがハマヒルガオ?」「ここに花、咲いてる~」など、雑草を引き抜きながら確認していました。昨年と違った場所に群生していたりと、保全する難しさも実感したようでした。秋には、特定外来生物である「ナガエツルノゲイトウ」を起点に、琵琶湖の環境学習を各校で開き、湖岸の現地で駆除活動の実態を勉強する予定です。地域の多くの人がかかわり、事前の作業も協力いただき「スッキリ琵琶湖が見えるようになった~」と感想を話されていたように、この環境を守り続いていくよう続けていきます。